GNU/Linux のお掃除は気持ちの問題だとよく聞きますが、容量がいっぱいいっぱいになったときに揃えて手順を確認しました。
無駄パッケージの削除
まず、無駄なパッケージを削除します。
sudo apt clean
sudo apt autoremove
アップグレード後、あらゆるパッケージの旧バージョンのファイルが残ったりします。邪魔ではないが、どこかに存在することだけで気になります。僕の几帳面なところです。(笑)
apt
が見つけてくれない残りのパッケージを削除するため、 synaptic
を使います。
sudo apt install synaptic
起動後、 Not Installed (residual config)
タブに移動して、パッケージを右クリックして Mark for complete removal
を選択します。
不要な linux-headers の削除
次、 Installed
タブに移動して、 linux-headers
を検索して最新ではないパッケージを右クリックして Mark for complete removal
を選択します。間違って最新のやつを消さないようにしましょう。
削除した後、 sudo update-grub
で grub のメニューを更新します。
不要な言語の削除
不要な言語をアンインストールするため、 localepurge
が使えます。
sudo apt install localepurge
孤児なパッケージの削除
deborphan
を使って、孤児なパッケージ(依存関係がないパッケージ)のリストを作ってもります。
deborphan --guess-all
このコマンドで孤児なパッケージを教えてくれますが、一部削除してはいけないものがありますので十分に気をつけて選定しましょう。 lib
の依存関係が複雑のため、数回 deborphan
を実行する必要があるかもしれません。
今後のお掃除を単純化するため
なにをインストールしたかを追跡するため、 debfoster
というものを使えます。
sudo apt install debfoster
# 初期のキープするリストを作成
sudo debfoster -q
# システムをリストに強制的に従わせる
sudo debfoster -f
そして、たまに下記のコマンドを実行して孤児になったパッケージがあるか確認します。
sudo debfoster
以上!